【連載・番外編】打算を超えて響いた「現場魂」。 〜「くすぶらせておくのは惜しい」私を守ってくれた最強の裏方・SDさん〜

コンビニ経営論

⚠️ 【冒頭の重要なお断り】 本連載に登場する人物・団体・出来事は、私の25年間の実体験をベースにしていますが、 関係者の皆様の現在とプライバシーを最大限に守るため、 名前・場所・時期・細かな設定はすべてフィクション(架空)として再構成しています。 あくまで「物語」としてお読みいただけますよう、強くお願い申し上げます。


「打算」から始まった出会い

OFC(店舗経営相談員)が、二人三脚で走る「伴走者」だとしたら。 RFC(店舗開発担当)は、走るためのレールを敷いてくれる「開拓者」です。

私には忘れられないRFCがいます。彼の名は、SDさん。 正直に言いましょう。彼との出会いは、美しい友情物語などではありませんでした。

当時、私は2号店を軌道に乗せ、実績をひっさげて「3号店をやらせろ!」と息巻いていました。 OFCの仲介でセットされた面談の席で、私は自分の成果をこれでもかとアピールしました。

対するSDさんは、冷静でした。 「勢いはあるが、うるさいオーナーだ。今は紹介できる物件もない」 おそらく内心ではそう思っていたでしょう。

しかし、彼は私を無下にはしませんでした。 そこには、リクルート担当者としての**「打算」があったはずです。 「今は物件がないが、この馬力のあるオーナーを、ここでくすぶらせておくのは惜しい**」 「将来、難しい物件が出た時の『手駒』としてキープしておこう」

サラリーマンである以上、それは当然の論理です。 私たちの関係は、そんな「欲望」と「計算」の上でスタートしました。

「一物二価」への怒り

しかし、ある日を境に、その関係の質が変わります。 私が「3号店の相談」という名目で彼と会っていた時のことです。 話の流れで、私のスイッチが入ってしまいました。

矛先は、当時のセブン-イレブンが抱えていた**「値引き販売(一物二価)」**の矛盾について。 「現場では『ご法度だ』と教えるくせに、なぜ研修では制度として教えるんだ!」 「そんなダブルスタンダードが許せるか!」

ヒートアップする私を見て、SDさんは「ここではマズい」と判断したのでしょう。 「社長、場所を変えましょう。ちょっと付き合ってください」 そう言って、私を自分の車に乗せました。

向かった先は、奈良県。 彼はガス抜きのつもりだったかもしれません。 しかし、車内で続く私の怒りは、単なるワガママや愚痴のレベルを超えていました。 それは、現場を愛するがゆえの、組織の欺瞞に対する悲鳴でした。

琴線に触れた「もったいない」という直感

その時、SDさんの中で何かが変わったのだと思います。

後で知りましたが、彼はセブン-イレブンに来る前、あの「マクドナルド」で一社員として現場を叩き上げられた男でした。 机上の空論ではなく、汗と油にまみれた現場の魂を知っている。

だからこそ、私の不器用なほどの「真っ直ぐさ」が、彼の中にある**心の琴線(きんせん)**に触れてしまったのです。

おそらく彼は直感したのでしょう。 ここで私が組織の論理に押しつぶされ、情熱を失ってしまったら、**あまりにも「もったいない」**と。 せっかく燃えているこの火を、理不尽な矛盾で消してはいけない。 そう思ってくれたのかもしれません。

だからこそ彼は、深夜2時のファミレスまで私の怒りを黙って受け止め、その後も損得抜きで私と向き合ってくれたのです。

何も成就せぬままの別れ

しかし、私たちのその時の関係は、そこで終わりを告げました。

あの夜を通じて信頼関係は深まりましたが、現実はドラマのようにはいきません。 結局、具体的な物件(3号店)が決まることはなく、サラリーマンの宿命である**「転勤」**が彼を連れ去ってしまったからです。

何も成就することなく、私たちは一度目の別れを迎えました。 「お互い、元気でやりましょう」 そんな短い言葉で終わるはずでした。

普通のオーナーとは違う会話

それから数年後。 私が三重県へ進出し、イケイケで拡大路線を歩んでいた頃、再び担当として現れたのが、なんとあのSDさんでした。

老朽化した1号店の移転先を探すため、彼は月に一度、丸一日を私に割いてくれました。 当時、私は経営の幅を広げるために**「宅建(宅地建物取引士)」**の勉強をしていました。

普通のオーナーとの会話なら、「もっと売れる場所はないか」「家賃は下がらないか」という話で終わるでしょう。 しかし、私とSDさんの車内での会話は、まったく違うものでした。

「社長、あそこの地主さんは権利関係が複雑でして……」 「いや、そこの区分地上権さえクリアできれば、店舗への動線はこう作れるんじゃないか?」

開発担当者が使う専門的な言語(プロトコル)を、私が理解し、投げ返すことができる。 それに加えて、お互いに「現場の泥臭さ」も知っている。

SDさんは感じていたはずです。 **「このオーナーは、普通の加盟店とは違う」**と。 単なる「仲良し」でもなければ、単なる「勉強家」でもない。 「実務」と「理論」の両輪で会話ができる、稀有なパートナーとして、私を見てくれていたのだと思います。

去り際の美学

そしてついに、彼は執念で最高の移転先を見つけてくれましたが、契約直前にまたしても転勤の辞令が下り、彼は去っていきました。 一度目も、二度目も。 彼は種をまくだけまいて、収穫を見ることなく去っていく。

SDさん。 あなたが守ってくれた私の「情熱の火」は、今も現場で燃え続けています。 くすぶらせずにいてくれて、本当にありがとう。


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