⚠️ 【前回のあらすじ】 第1話では、最新タブレットの「30秒かかる首くねくね顔認証」と、旧型オーブンの「2個しか焼けないパン」という、現場のドン臭い実態を告発しました。今回は、その解決策について語ります。
精神論が「インフラ」を食い潰している
今のセブン-イレブンを見ていると、ある種の「病」にかかっているように見えます。 それは、**「苦労すること=素晴らしいこと」**という、古い日本企業の悪癖(あくへき)です。
「手間暇かけて作ったパンだから美味しい」 「使いにくいシステムでも、工夫して使いこなすのが現場力だ」
本部の人間は、無意識にそう思っている節があります。 だから、平気で「2個しか入らないオーブン」を送りつけ、「あとは現場の頑張りでなんとかしろ」と言えるのです。
私は以前、noteの記事で**「経営は『年金の2階建て』と同じだ」**と書きました。 (※参照:【過去記事】経営の1階部分(インフラ)と2階部分(努力)について)
- 1階部分(基礎): 本部が用意すべき完璧なシステム、物流、商品力。
- 2階部分(上乗せ): 加盟店独自の接客、清掃、発注の工夫。
本来、1階部分が盤石であって初めて、2階部分の努力が利益として跳ね返ってくるのです。 しかし今は、その1階部分(インフラ)が穴だらけです。 その穴を、現場のアルバイトやオーナーが必死に手作業で埋めている。
はっきり言います。 インフラの欠陥を、現場のマンパワー(努力)でカバーさせること。 これは経営ではありません。ただの甘えです。
この「1階部分(インフラ)」さえ完璧に整備してくれれば、現場の負担は劇的に減ります。 しかし、今の延長線上の経営ではそれは望めません。 この構造を根底から破壊するには、ドブ板営業で出世した人ではなく、**「非効率は悪である」**と言い切れる、ロジカルな外部の血が必要です。
「勝間家電」の哲学をコンビニへ
私が十数年前から注目している彼女のスタイルに、**「勝間家電(ロジカルクッキング)」**があります。 彼女のことをよく知らない方のために、まずはこちらの動画を見ていただきたい。
これは「料理」ではありません。**「業務プロセスの最適化」**です。
▼ 【参考動画】勝間和代のロジカル家事とは? [ここに勝間和代さんのYouTube動画リンクを貼る]
動画を見ていただければ分かりますが、彼女の自宅キッチンには、シャープの自動調理鍋「ホットクック」が3台、高性能オーブン「ヘルシオ」が2台、まるでデータセンターのサーバーのようにずらりと並んでいます。
彼女は言います。 「人間が火加減を見る必要なんてない。機械のほうが正確で、誰がやっても同じ味(再現性)が出せるから」 「塩分は勘に頼らず、具材の総重量の0.6%を計算して測り入れる」 「自分が楽をすることは手抜きではない。空いた時間でより創造的なことをするための投資だ」
この哲学こそ、今のコンビニ経営に最も必要なものです。
もし、勝間さんがセブン-イレブンの社長として、あの「2個しか焼けないパン」の現場視察に来たらどうなるか。 私は容易に想像できます。
店員がオーブンの前に張り付き、何度も出し入れしている姿を見た瞬間、彼女はこう言うでしょう。
「見ていられません。これは人間のやる仕事ではありません」 「スタッフの時間を1秒いくらだと思っているんですか? コスト意識が欠如しています」 「全自動で大量に焼ける什器を入れるか、それが物理的に無理なら、このメニュー自体を今すぐ廃止してください」
秒速で解決です。 「現場の努力でなんとかします」なんて言い訳は、彼女の前では1ミリも通用しません。 **「努力の問題ではありません。仕組み(ロジック)の問題です」**と一刀両断されるでしょう。
「三毒」と「見栄」のコスト
また、勝間さんが提唱する**「三毒(さんどく)追放」**(妬まない・怒らない・愚痴らない)も、今の本部には痛烈に刺さります。
企業における「三毒」とは何か。それは**「見栄(みえ)」**です。
- 「他チェーンにDXで負けていると思われたくない」(だから顔認証を入れる)
- 「メディアに『進化している』と書かれたい」(だから中途半端なAIを入れる)
あの滑稽な「首くねくね顔認証」も、元を辿れば**「本部の見栄」**が生み出した怪物です。 現場の実用性よりも、「顔認証システム導入!」というプレスリリースを打つことを優先した結果です。
勝間さんなら、この「見栄のコスト」を最も嫌います。 「株主やメディアへのアピールのために、現場に30秒のロスを強いるのですか?」 「それは会社全体の生産性を下げる、背任行為です」
これくらい**「ファクト(事実)」と「ロジック(論理)」**だけで判断できるリーダーでなければ、この巨大な組織にこびりついた「見栄」という垢(あか)は落とせません。
夢物語と知りつつ、それでも言いたい
もちろん、私も経済人の端くれです。 株式会社という組織において、社長が一人変わったからといって、急に物事が右から左へ動くわけではないことは重々承知しています。 いきなり外部から来た人間が、独裁的にすべてを変えられるなんて、そんな簡単な話ではない。それはあくまで**「夢物語」**だということも分かっています。
それでも、私はあえてこの夢物語を語りたいのです。
なぜなら、**「プロパー(生え抜き)の人間が社長になって解決できるほど、今のセブンの病巣は浅くない」**からです。 今の延長線上にいる人間、今の社内の論理に染まった人間がトップについても、この複雑骨折した現場を治すことは絶対にできません。
この閉塞感を打ち破るには、社会的な認知があり、確固たる理論を持ち、そして何より**「徹底的にロジカルに現場を見る目」**を持った人物を招聘するしかない。 私の知る限り、その条件に最も合致し、最も適任だと感じるのが、勝間和代さんなのです。
次回、第3話。 「勝間さんが凄いのは分かった。でも、具体的にどうやってコストを下げるんだ?」 「現場を知らない机上の空論じゃないか?」
そう思われた方もいるでしょう。 確かに、今の延長線上の「改善(Kaizen)」では不可能です。 しかし、「改善」を捨てて「業務消滅」を選べば、景色は変わります。
次回、私が実践し、勝間さんなら間違いなく全店に導入するであろう**「月70万円を削り出す、具体的な業務消滅メソッド」**について解説します。
(第3回へ続く)
【追伸】勝間和代さん、ならびにファンの皆様へ
本記事にて、勝間和代さん(※文中では敬意を込めて「勝間さん」と呼ばせていただきました)のお名前を無許可で挙げさせていただきました。 ご本人様、ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけしておりましたら、この場を借りて深くお詫び申し上げます。
誤解なきよう申し上げますが、私自身は勝間さんのような「完全なロジカル人間」ではありません。 むしろ、昭和の商売人気質の人間であり、「商売の温かみ」や「人との触れ合い」に何よりの喜びを感じてきました。
しかし、正直に告白します。 今のコンビニ経営を取り巻く過酷な環境において、その「商売の温かみ」や「接客」が本当に正解なのか。 私の中で、まだ答えは出し切れていません。
「温かみ」は必要かもしれない。 けれど、私たちオーナーが明日も飯を食い、生き抜いていくためには、「人件費」と「廃棄」を削るしかないという冷厳な現実があります。 もし、生き残るための唯一の道が、接客などの不確かな要素を極力排除し、**「誰にでもできる再現性のある仕事」**に徹することだとしたら……。 それは寂しいことですが、経営者としては「正解」なのかもしれません。
だからこそ、私は今、勝間さんのような**「徹底した合理性」**に救いを求めているのです。 感情論を捨て、生き残るために必要なロジックを提示してくれるリーダーを。
これは、迷える現場の一オーナーからの、切実なSOSです。 あくまで「改革のシンボル」としてお名前を拝借いたしました。ご寛恕いただければ幸いです。
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