■ その「指輪」と「厚底スニーカー」が見えているか
先日、あるインタビュー動画を見て、私は背筋が凍る思いをした。 プレジデントオンラインが公開した、ファミリーマートの細見研介社長のインタビュー動画だ。 (動画出典:プレジデントオンライン)
まず衝撃を受けたのは、そのビジュアルである。 分厚い黒縁のメガネ、カジュアルなジャケットの胸元には洒落たポケットチーフ。インナーはタートルネック。 そして足元を見てほしい。革靴ではない。 今どきの若者が履くような、ゴツい**「ダッドシューズ(厚底スニーカー)」**を履きこなしているのだ。
さらに、彼はマイクを持っていない。 胸元のピンマイク一つで、身振り手振りを交え、自由に語っている。 その左手の薬指には、ゴツいシルバーの指輪が光っている。 日本を代表するコンビニチェーンの還暦を過ぎた社長が、この出立ちでメディアに出る。 「俺は感性で生きている」「現役の商売人だ」という強烈な自負が、その全身から溢れ出ている。
翻って、我がセブン-イレブンはどうか。 (参考動画:日本経済新聞「セブンイレブン、スマホレジ全店導入へ」) 1ミリの隙もない高級スーツに身を包み、ネクタイの結び目まで完璧に整えられている。 しかし、私にはファミマの細見社長の方が、圧倒的に**「大物」**に見えた。 なぜなら、彼は「鎧(よろい)」を脱いでいるからだ。 トレンド(ダッドシューズ)を理解し、自分のスタイル(指輪・チーフ)で勝負できるという、自信が違うのだ。
■ 「ビジネス関東弁」を拒絶する、本物の「商人魂」
そして、彼が口を開いた瞬間、その予感は確信に変わった。 コテコテの関西弁である。
東京のビジネス界には、奇妙な風習がある。 関西出身者が、出世と引き換えに魂を売り、中途半端な標準語を使い出す**「ビジネス関東弁」**だ。 イントネーションはおかしいし、言葉に力が乗っていない。 私はこの「ビジネス関東弁」というやつが、心の底から嫌いだ。自分のルーツを隠し、東京の権力に媚びへつらう象徴のように見えるからだ。
しかし、細見社長は違った。 彼は1ミリも迎合していない。ドスの効いた、それでいて愛嬌のある、ネイティブな**「近江商人の言葉」**で喋り倒している。 ドラマ『不毛地帯』の世界そのままだ。 伊藤忠商事という組織には、標準語ではなく「関西弁」こそが公用語になるような、独特の土着的な強さがある。 岡藤会長もそうだが、彼らはビジネスの修羅場において、標準語という「他所行きの言葉(借り物の言葉)」を使わない。 腹の底から出る「自分の言葉」で商売をしている。
■ 「親分」についていきたいか、「上司」に従いたいか
細見社長の動画を見ていると、不思議な感情が湧いてくる。 「このオッサン(失礼)のために、一肌脱いでやろうか」 「この人に『ようやったな!』と褒められたい」 そんな、現場の人間特有の**「親分への忠誠心」**のようなものが刺激されるのだ。
かつて、我がセブン-イレブンにもこれがあった。 鈴木敏文氏が率いた時代だ。 もちろん、鈴木氏のスタイルは細見社長のような「愛嬌」や「陽気さ」ではない。もっと厳格で、畏怖すら感じる「絶対君主」だった。 しかし、方向性は違えど、そこには強烈な**「求心力」**があった。 「この人の言う通りにやれば、絶対に勝てる」 「ついていけば、見たことのない新しい景色が見られる」 現場には、そんな熱狂と信頼があったのだ。
■ 「保身」と「忖度」のあとに残る虚無感
翻って、現在のセブン-イレブンの経営陣はどうだ。 (参考動画:阿久津社長 就任会見など)
完璧に整えられたスーツ、広報が推敲を重ねたであろう隙のない原稿、練習された身振り手振り。 話している内容は「変化への対応」「持続可能な成長」「ステークホルダーとの対話」。 100点満点の優等生だ。
しかし、動画を見終わった後、私の口から出る言葉はこれしかない。 「……そんで、どうしたの?」
何も残らないのだ。 綺麗な言葉が右から左へ流れていくだけ。 そこにあるのは「マニュアル」ですらない。 「保身」と「忖度(そんたく)」だ。 誰に言わされているのかわからない言葉。責任を取らないための抽象的な表現。株主や世間の顔色ばかりを窺う姿勢。 細見社長のような「愛嬌」もなければ、鈴木敏文氏のような「畏怖」もない。 ただの**「虚無」**だ。
そんなリーダーの言葉に、誰が命を燃やして働こうと思うだろうか。
■ ステークホルダーへの「踏み絵」
ここで、株主様、お取引先様、そして全国の加盟店オーナーに問いたい。 残酷な問いだが、胸に手を当てて考えてほしい。
もしあなたが、今までにない**「革命的な新商品」や「世界を変えるアイデア」**を持っていたとする。 それを、どちらの社長にプレゼンしたいか?
A:ファミリーマート 細見社長 分厚い黒縁メガネの奥の目を光らせ、ダッドシューズで前のめりになりながら、「なんやそれ、おもろいな! やろか!」と、その場で即決してくれそうな男。
B:セブン-イレブン 阿久津社長 無表情で資料をめくり、「なるほど。で、データは? 前例は? 本部の会議にかけて検討します」と、丁重に持ち帰る男。
答えは明白だろう。 イノベーション(革新)は、熱量のあるところにしか生まれない。 「官僚的な保身」からは何も生まれない。
■ 結論:人が集まるのは「体温」のある場所だ
商売とは、結局は「人」だ。 どれだけAIが進化しようと、最後に人を動かすのは「理屈」ではなく「感情」だ。 「この人と仕事がしたい」と思わせるチャーミングさ、あるいは「この人についていく」と思わせるカリスマ性。 それが今のセブン-イレブン経営陣には決定的に欠けている。
ファミマの細見社長には「体温」がある。 セブンの経営陣には「虚構(ハリボテ)」しかない。
ステークホルダーの皆様。 あなたの大切な資産や技術を預けるのにふさわしいのは、どちらの「神輿(みこし)」だろうか。 私なら、ダッドシューズを履いた、ちょっと口の悪い関西弁のオッサンに賭ける。 なぜなら、そっちの方が**「商売として面白い」**からだ。
【誘導パーツB:スキボタン連動企画】 \ 🎁 「スキ」をして、秘密のアプリを当てよう! 🎁 / この記事の最後にある**「スキ(♡)」ボタンを押してみてください。 すると、お礼のメッセージ(ポップアップ)が表示され、そこに「秘密の番号」**が書かれています。 【手順はカンタン!】
- この記事の「スキ」ボタンを押す。
- 表示された**「秘密の番号」**をメモする。
- 私の**オフィシャルサイト(https://www.google.com/search?q=fkt-office.com)**に行く。
- サイトの一番下(フッター)にある**「シークレットページ」**へのリンクをクリック。
- 番号を入力すると……? 現場で私が実際に使っている**「ガチ実用アプリ(Gemini製)」や、クスッと笑える「ジョークアプリ」**が当たるかも!? 何が当たるかは、その日の運次第です(笑)。 ぜひ、運試しに遊んでみてください! 👇 まずはここで「スキ」をポチッと! 👇
【誘導パーツC:WordPressカテゴリー誘導】
▼ 【母艦】オフィシャルサイトで「深掘り」する この記事の続きや、過去のアーカイブは 以下のカテゴリーからご覧いただけます。
📂 社長の着想日誌 (日々の気づき・経営論)
👉 https://fkt-office.com/blog/category/cat-idea/
🛠 現場介入記録 (泥臭いDXの実践・解決事例)
👉 https://fkt-office.com/blog/category/cat-work/
⚔️ 歴史考察 (戦国武将に学ぶリーダーシップ)
👉 https://fkt-office.com/blog/category/cat-history/
🏪 コンビニ経営論(本部との真剣勝負・組織論)
👉 https://fkt-office.com/blog/category/cat-cvs/
【引用・参考資料】
- プレジデントオンライン公式YouTubeチャンネル 「ファミマ・細見研介社長が語る『伊藤忠・岡藤会長からの金言』」 https://www.youtube.com/watch?v=rOd32HXQVbE
- 日本経済新聞社 日経電子版公式YouTubeチャンネル 「セブンイレブン、スマホレジ全店導入へ 永松社長に聞く」 https://www.youtube.com/watch?v=NKLQI5AAack
- Impress Watch公式YouTubeチャンネル 「セブン‐イレブン・ジャパン 50周年記念記者会見」 https://www.youtube.com/watch?v=IcM37v0vkjQ

コメント