前編では、「SDGs(見切り販売)」を推奨する本部の醜悪な本音について書いた。 後編となる今回は、彼らがもう一つ、狂ったように推進している**「複数店経営(MO)」**の闇について、私の実体験を交えて告発する。
結論から言おう。 本部があなたに「2店目、3店目をやりませんか?」と甘い声で囁くとき、それはあなたの成長を願っているのではない。 あなたの心の中にある「野心」や「見栄」に付け込み、「1店舗ではもう食わせていけないシステム」の致命的な欠陥を、あなたに肩代わりさせようとしているだけだ。
「店舗数マウント」という甘い罠
2025年8月、今の経営陣は「2030年までに1,000店純増させる」と株主に約束してしまった。 しかし、現場は人手不足で崩壊寸前だ。新規のなり手など来るはずがない。
そこで彼らがターゲットにしたのが、私たち既存オーナーだ。 彼らは、この業界に蔓延する**「店舗数マウント」**という病理を巧みに利用する。
オーナー同士が集まると、どうしても「お宅、何店舗やってるの?」という会話になる。 単独店だと答えると、どこか肩身が狭い。「まだ1店舗なの?」という無言のプレッシャー。 逆に、5店舗、10店舗やっている人間が、さも成功者のように振る舞う独特の空気感。
本部はそこを見逃さない。 「◯◯オーナーなら、次は2号店ですね」「これでエリアの顔ですよ」 そうやって、私たちのプライドをくすぐり、自尊心をおだて上げる。 「加盟店さんも望んでいることですから」という言い訳を用意しながら、彼らは判子を押させるのだ。
隠された地雷:「所得税」の合算漏れ
私が今の経営陣(阿久津体制)に対して、強烈な**「汚さ」を感じるのはここだ。 彼らは「利益が増えますよ」とは言うが、店舗が増えることで発生する「致命的なシステム欠陥」と、それに伴う「税務リスク」**については、口を拭って説明しない。
具体例を出そう。 **「源泉所得税の計算」**だ。
例えば、複数店を持つと、A店とB店の両方で働くスタッフが出てくる。 単独店なら、月々の給与が88,000円未満であれば、所得税はかからない(甲欄適用の場合)。
しかし、複数店の場合はどうなるか? オーナーは同一人物なのだから、当然、全店舗の給与を**「合算(名寄せ)」**して税額を計算する義務がある。
ここに、本部システム(SC)の致命的な欠陥がある。 SCは「1店舗完結型」の古い設計のため、他店舗の給与データを合算して計算することができない。
もし、あるスタッフが**「A店で5万円」「B店で5万円」**稼いだとしよう。 SCはどう計算するか?
- A店:5万円(8.8万以下だから税金ゼロ)
- B店:5万円(8.8万以下だから税金ゼロ)
オーナーはSCを信じて、税金を引かずに給料を渡す。 しかし、税法上の正解はこうだ。
- 合計:10万円(8.8万を超えている!)
- 結果:所得税を徴収しなければならない。
この状態で数年が経ち、税務調査が入ったらどうなるか。 調査官はSCのデータを見て、即座に指摘するだろう。 「社長、このスタッフの給与、合算していませんね。**源泉徴収漏れ(脱税)**です」
その時、そのスタッフがすでに辞めていたら? 本来スタッフから預かるべきだった税金を、今さら回収することはできない。 過去数年分、下手すれば数十人分。その全ての未納分と、さらに「不納付加算税」という罰金を、オーナーが自腹で払うことになるのだ。
これは「氷山の一角」に過ぎない
「税金だけ気をつければいいのか」と思ったなら、それは甘い。 今話した税務リスクなど、複数店経営に潜む矛盾とリスクの、ほんの氷山の一角に過ぎない。
掘り返せば、いくらでも出てくる。 労務管理、社会保険の適用要件、労働時間の通算、36協定の管理……。 「1店舗1オーナー」を前提とした古いシステムと、実態としての複数店経営の間には、深掘りすればするほど、オーナーを破滅させかねない**「危険な地雷」**が無限に埋まっている。
本部はそれを知りながら、見て見ぬふりをしているのか。 それとも、リスクを丸投げすることに痛みを感じていないのか。
どちらにせよ、彼らの用意したレールの上を走るということは、目隠しをして地雷原を歩くのと同じことなのだ。
地に落ちた「イノベーションの王者」
かつて、セブン-イレブンはこんな会社ではなかった。 私は25年間、この会社を見てきたからこそ、今の凋落ぶりが情けなくて仕方がない。
かつてのセブンは、**「イノベーションの塊」**だった。 まさかコンビニに銀行(ATM)が置けるなんて、誰が想像したか。 まさかコンビニで、カフェのような淹れたてコーヒーが100円で飲めるなんて、誰が思ったか。
彼らは、世の中の常識を覆し、私たちの生活に革命を起こしてきた。 そして加盟店に対しては、圧倒的な実績と自信を持ってこう言った。 「俺たちについて来い。言う通りにすれば、必ず食わせてやる」
そこには、上から目線であっても許されるだけの「結果」と「プライド」があった。
しかし、今はどうだ。 ATMやコーヒーのような、度肝を抜くイノベーションは一つもない。 新しい勝ち筋を描けなくなった彼らは、かつてのプライドをかなぐり捨て、加盟店の「見栄」や「射幸心」を煽ることでしか、店舗数を維持できなくなった。
革命を起こした英雄が、いつの間にか**「人の下心に付け込む詐欺師」**のような手口に手を染めている。 プライドもへったくれもない。 今の経営陣からは、かつての輝きも、志も、微塵も感じられないのだ。
私は「給与送信」のために走らない
そんな彼らの口車に乗って、複数店を始めたオーナーを待っているのは、地獄のような現実だ。 かつて私も4店舗を経営し、毎月16日の「給与送信」のために、車で何十キロも走り回った。
「店に行かねば承認できない」という化石のようなシステム。 そして、いつ爆発するか分からない「氷山の下」に隠れたリスク。 おだてられて店を増やした結果、増えたのは利益よりも「移動時間」と「冷や汗」だった。
だから私は、彼らの船を降りた。 自前でDXを断行し、本部システムに頼らずとも、自宅のソファーで寝転んで全店の管理ができる仕組みを作った。
「親(本部)はもう、子(加盟店)を食わせられない」
彼らは、自分たちの無策を「SDGs」や「複数店推奨」で誤魔化しているだけだ。 これ以上、彼らのおだてに乗ってはいけない。 その「上等な着物」の下にある腐敗を見抜き、私たち自身が新しい武器(AI・DX)を持って、勝手に生き残るしかないのだ。
(連載・第5話 完)
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